マルタ旅行(ハネムーン)4日目

【主な行程】

~8:00 朝食

9:00 ホテル出発

10:00~17:30 コミノ島クルーズ

18:30 ホテル着

19:00~ セントジュリアン散策

20:00夕食

 

【コミノ島クルーズ】

ビューティフルツアー経由で申し込んだコミノ島ツアーの日です。日本語アシスタントさんはつかないとのことでしたが、結果的には日本人観光客の方々と協力し、確認をとりながら動くことができました。

 

予定では、コミノ島に直行し、途中停泊した船上でコールドビュッフェを楽しむことができること、コミノ島では4時間ほど滞在できるとの話で、楽しみにしていました。

 

朝食後、9時に迎えが来るとのことで、玄関にてバスを待ちます。ほかにもお客さんがいて、一緒に待っていました。20分後にようやくやってきて、スリーマの港へ向かいます。

 

記念撮影を撮って、狭いながらも座る場所を確保して、出発です。ちなみに私たちの乗った船は、椅子が室内の二席か屋上しかありませんでした。屋上は暑かったので体育座りしていました。マットを手に入れて寝転んでいる人たちもいましたが、私たちは入手できなかったのでタオルを敷いて座っていました。

 

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途中、サンドイッチが配られたり飲み物を取りに行ったりしながら、まったりと過ごしていると、カメラマンが話しかけてきてくれて、楽しくロマンティックな写真を撮りました。「君たち名前は?」といわれ、私の名前は憶えてくれたのですが、夫の名前は「長いよ!覚えられない!」と覚えてもらえませんでした。残念!写真は良いものを4枚選んで後程現像してもらいました。2L版1枚5ユーロでした。良い記念です。

 

1時間半~2時間くらいたったところで、ゴゾ島近くのブルーラグーンに停泊しました。すると、次々と海へダイブするではありませんか!夫も飛び込みます。私は「絶対足つかない」と思って見守っていまいた。みんな気持ちよさそうにぷかぷか浮かんだり、いろんなバリエーション(側転とか2回転とか)のジャンプで飛び込んだり、思い思いに楽しんでいました。それにしても水面下の体がくっきり見えるほど、透明度の高い海で、見ているだけでも感動しました!

 

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それとほぼ同時にビュッフェが開かれました。お肉とかポテトとかパンが並んでいましたが、私たちはやっぱり朝食でお腹がいっぱいになっていて、スルーしました。

 

また1時間半ほどクルーズし、ようやくコミノ島に到着しました。さっきのゴゾ島のもすごかったのですが、それ以上に透明度が高く、大感激です!「この時ばかりは日焼けを気にせず思う存分に遊ぼう!」と思った矢先、「1時間半後に出発するからそれまでに帰って来てね~おいてくよ~」というアナウンスが…。

 

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えっ!?4時間じゃないの!?と思いましたが、帰宅した今になって日程表を見てみると、「クルーズ船は当日の予約状況により他の港やゴゾ今を経由する場合もございます」「コミノ島のフリータイムは当日の状況により4時間以下になる場合もございます」との文言が小さく書いてありました…。それにしても少なすぎる…がっくりです。とほほ。

 

急いで船内で予約したスピードボードにのり、洞窟探検などをしました。20分、二人で30ユーロほどだったとおもいます。

 

f:id:hm-mym81:20181101171205j:plainそして、念願のパイナップルカクテルを飲み、写真をとりまくって、海に足をつっこみました。海まで何とか降りられる場所まで遠い上に、岩場で足元が悪くほとんど場所がとられていてゆっくりもできず、あっという間に1時間半が過ぎてしまいました…。残念。またいつか行って、ゆっくりと島を、海水浴を楽しみたい!と心に決めました。

 

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ちなみに他に停泊している船を見てみると、しっかり屋根がある所に全員分の椅子がついている上にウォータースライダーのような滑り台がついているという理想的な夢の船もありました。運なのでしょうか…?次回は自分で調べて理想をかなえたいと思います。

 

帰りは1時間半ほどで、あっという間にスリーマに到着しました。

そこから「ヒルトン行きのバスはどれ!?」と添乗員さんに聞いて、示されたバスの番号を日本人観光客の皆さんと協力して見付け、帰路についたのでした。

 

【セントジュリアン(ショッピングモール)】

セントジュリアンのバス停と反対方面に歩いていくと、お土産屋さん、飲み屋、おもちゃ屋さんなどの並びがありました。飲み屋さんには水煙草がありました。初めて見ました…!(存在すらよく知りませんでした!)

 

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それらを抜けると、ショッピングモール(ベイストリートショッピング)がありました。地元アーティストなのか、男女二人組が歌を披露していました。すごくお上手でした…!服をみたり、雑貨を見たり、お土産屋さんを見たりします。お菓子も小物もいろいろ揃っていたので、お土産を買うことにしました。私はばらまけるものを、夫は家族一人一人に日頃の感謝を込めてちょっといいものを選びます。そこで、夫の手持ちの現金はコインしかなくなりました。ほかにも買いたいものがあったのでクレジットカードを使おうとすると、何故かドバイでは使えた私のクレジットカードが使えませんでした。

 

その後スーパーでもお土産を買いたいと思ったこともあり、クレジットカードを使ってATMからお金を引き出すことに…。しかし、私たちの持っているすべてのカードでエラーがでます。「このカードは使えない設定です。銀行に問い合わせてください」という内容のメッセージのようですが、よく分からない私たちは冷や汗をかきました…。

 

しかしもう夜8時を回っていて、銀行も空いておらず両替できないと考え、手持ちの予算内で収まるようにマルタ郷土料理のうさぎ肉を食べよう、ということになりました。折角その土地に来たのですから、その土地の郷土料理を食べないと帰れません!

 

ホテル近くの郷土料理レストラン「La Maltija」でうさぎ肉の煮込み、うさぎ肉のパスタ、CISKを頼みます。

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うさぎ肉は鶏肉に近い味なのですが、ぷるぷるしっとりジューシーで、独特の風味はありますが、臭みはなく食べやすいです。煮込みはそのような肉そのものの味をしっかり楽しむことができました。パスタの方はビーフシチューの様な味付けでしたが、肉とパスタがよく合う味付けだと思いました。CISKは地元ビールですが、さわやかなのどごしで苦みがなく、アルコール臭いこともなく、ビールが苦手な私たちでも美味しく飲むことができました。買って帰りたいくらいでしたが、アルコールと肉類は持ち込みに制限があり、ひっかかるのがいやなのであきらめました。

 

計算するとこれで32ユーロくらいでした。なんとか足りる…と思ったのですが、ここで、水を頼んでしまいました。暑いし味が濃いので、耐えられなかったのです。でも、マルタは水も有料なのです。しかも、メニュー表に値段が書いていないのです。

 

ドキドキしながら勘定をしてもらうと、36ユーロ!クレジットカードもやっぱり使えません…。サインOKのお店とのことでしたが、それでもダメでした。店員さんによると、「私たちの店はサインOKができるのだけれども、このクレジットカードに原因があるみたい。」とのこと。(あとでヨーコさんに聞いたところによると、海外で使えないような防犯防止の設定がされているのではないかとのことでした。冒頭にも言いましたが、PINコードの確認と海外用の設定があるか否かの確認は必要ですね…。)

 

さて、ひやひやしましたが、なんとか財布をひっくり返して、36ユーロに足りました。店員さんも私たちも安堵して、帰宅の途につきました。

 

とはいえ、本当に一銭もなくなってしまったため、翌日に両替に行こうという事になりました。ホテルに帰って、フロントで「この近くで両替できるとこありませんか?」と聞いてみると、「このへんはもう銀行もしまっているから今の時間はありません。でもここでできますよ!ちょっとレート高いけど…」と、両替してくれました!ヒルトンをはじめ、大きいホテルは(4割くらいとられましたが)フロントで両替してもらえるらしいです。

 

この旅行一番のトラブルで、肝を冷やした事件でした。