マルタ旅行(ハネムーン)3日目

【主な行程】

~8:00 朝食

9:00~13:00 ヴァレッタ観光

14:30~ マルサシュロック観光

16:00 マルサシュロック発

~18:30 セントジュリアン散策

19:00~ 夕食(ドルチェ・ヴィータ

 

ヒルトンマルタの朝食】

朝食はプールサイドのレストランでバイキングでした。

朝7時から9時までやっているということで、出雲のホテルで大混雑だった教訓を生かして7時に行くと、私たちのほかに2,3組しかいませんでした。様子を見ていたら、一番混んでいた時間帯は10時でした。9時までのはずなのになぜ!?と疑問ですが、みんなマルタ時間なのですよね。ゆっくり、のんびり、それが許されるのがマルタなのです。

 

部屋の番号を告げると、係の人に「席は中?外?」ときかれ、1日目は中、2,3日目は外を選びました。外は日射しがまぶしいけれど、美しいプールの景色を眺めることができるので、リゾート感を満喫できます!席によっては日よけの大きなパラソルをさしてくれますし、あまりにつらかったら自由に席も動いて大丈夫でした。

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そして外の何よりのいいところは、猫ちゃんがやってくることでしょう。「おこぼれをちょうだいな」とばかりに、じっとみつめてきます。夫に「だめ!」といわれたので私はあげることができませんでしたが、近くの席の男の子(大学生?高校生くらい?)の子がベーコンをあげていて、ほほえましかったです。

 

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席まで案内されると、コーヒー、紅茶を持ってきてくれました。ほっとひと段落して、いざ料理を取りに行きます。

 

料理が並んでいるところの写真はないのですが、パンの種類がとにかく多かったです。自分でスライスして焼くタイプのものもあり、日本ではなかなか見られないなぁと物珍しく思いました。夫は三日間毎日アップルパイを食べていました。

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8種類のチーズやケーキ、クッキーが並んでいるのもなかなか珍しかったです。マルタの伝統料理である「ぱい」もありました!カレー味のマッシュポテトみたいなものが中に入っていて、美味しかったです。

あと、どろどろのおかゆ?みたいなものがありました。はちみつやジャムを、グラノーラをかけて食べるらしく、はちみつでチャレンジしてみると、とても美味しかったです。とはいえ日本の米ではできないとおもいます…!玄米やもち米に近いタイプのお米だとおもいます。

また、注文してつくってもらう卵料理コーナーもありました。オーダーの仕方を調べて、最終日にいろんな具材をいれこんだオムレツを頼みました。夫はチーズと卵だけのシンプルなオムレツを頼んでいたのですが、そちらのほうがぷるぷるでおいしかったです!塩と卵だけでつくってもらっている人もいました。シンプルイズベストなのですね。

ワッフルやホットケーキもつくってもらえました。これもはちみつをかけて食べました。私は無類のはちみつ好きなのですが、マルタのはちみつは日本の喉の奥を刺激するような後列な甘さではなく、メープルシロップに近いやさしくまろやかな甘さでした。

他にも、ボイルトマト、フライドポテト、サラダ、ソーセージ、ベーコンなどがありました。フルーツもドリンクも、たくさん種類がありました。珍しいドリンクとして、フローズンヨーグルト、フローズンカフェオレがありました!マックシェイクのようなどろどろ&しゃりしゃり感で、濃厚でさっぱりして、とても美味しかったです!私は三日間毎日フローズンヨーグルトを飲みました。

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ビューティフルツアーの方に「朝食だけでお腹いっぱいになるよ!」といわれていたのですが、まさしくその通り、景色も味も量も大満足の朝食でした。

 

 

 

朝食は1時間もせずに終わったのですが、大体集合時間が9時なので、いったん部屋に帰ってまったり準備しました。せっかくなのでTVをつけると、イタリア語版「キャプテン翼」(「Holly e benji」)が放送されていました。

 

OPの動画はこちらです!この歌、忘れられません…!

www.youtube.com

 

「DAZMANIA」という古いアニメのイタリア語版も放送されていました。調べてみたところ、もとは、私たちの生まれた年(1992年)あたりに放送されていたようで、ちょっと運命を感じました。内容はよく分かりませんでしたが、主題歌がツボに入り、今回の旅行で我々夫婦のツボに一番はまったものになりました。

 

OPはこちらになります!

www.youtube.com

 

イタリア語版のアニメはなぜかOPとEDが同じ歌・同じ映像なので、2回連続で放送されるので、続けてみると合計4回連続でその主題歌を聞くことになります。もともと中毒性もあるので、耳に残ります。映像もシュールで面白く、大好きになりました。帰りの飛行機でもずっと二人で口ずさんでいました。未だに夫と合言葉のように口ずさんでいます。

 

ヴァレッタ

ツアーの一貫として、現地在住の日本人アシスタント・ヨーコさんにヴァレッタを案内していただきました。

ホテルに9時に集合し、車でヴァレッタへ。(車もプランに含まれています。)

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前日にお願いしていた「フォトジェニックな場所」を中心にいろいろ連れていってもらいました。

 

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時折、ヨーコさんのお知り合いの銀細工のお店によったり、ヨーコさんのお義兄さんの靴屋さんによったり…。現地の人と友達・家族という環境を羨ましく思いながらヴァレッタを楽しみます。

 

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ヴァレッタはマルタの都市で、町自体が世界遺産に認定されています。古代の建物がそのまま残っており、その間取りを生かして、店を出したり住んだりしているとのこと。また、取り壊すということもなく、空き地もないので、車は路駐です。

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そして、憧れのバロック彫刻の施された教会がいくつもありました。なかでも聖ヨハネ大聖堂は圧巻の美しさ…。ずっとここにいられる、というくらいまばゆくて、荘厳で、美しい空間でした。

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大砲発射のセレモニーにも連れて行っていただきました。

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おすすめのジェラートも紹介してくださいました。薔薇の形にしてくれます!

 

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そして、たくさん写真を撮っていただきました!マルタ人の旦那さんがカメラをご趣味にされているそうで、ヨーコさんもとっても写真がお上手!一生の思い出として残りました。

 

13時までのお約束だったのに、お手洗いや買い物などで30分超過してしまいました。

それにもかかわらず「ここはマルタ時間だから大丈夫ですよ」と、次の目的地までのタクシー券を買うところまで優しくサポートしてくださいました。ヨーコさんには本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました!

 

【マルサシュロック】

ヨーコさんとお別れしマルサシュロックへ向かいます。

昨日のバスで懲りたので、タクシーで行くことになりました。30分くらいで20ユーロでした。タクシーチケットは片道分しか売っていないので、ヨーコさんのアドバイスで「帰り、ここに16時に迎えに来てくれない?」と交渉することに。夫がグーグル翻訳を使って交渉すると、青いシャツのドライバーは「いいよ~!」と陽気に約束してくれました。

テンションが上がっていたのか、降りる瞬間に携帯を落としてしまい、画面を割ってしまいましたが…気にせずマルサシュロックを楽しみます。

マルサシュロックはカラフルな舟がたくさん浮かぶ港町です。

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朝市とシーフードレストランが有名でしたが、お腹が減っていなくって食事はしませんでした。また、朝市ではないのですが、少しだけ出店がありました。朝市は人がたくさんいてスリに注意しなければならないとのことでしたが、私たちが言った時間帯にはあまり人がいなかったのでそのような心配もなく、ゆっくりお土産を見ることができました。

銀細工のブレスレットを買ったり、マグネットを買ったり…。

景色を楽しんでいた時に「やあ日本人!」と話しかけられ、うっかり応答してしまい「じっとしてて…ほ~ら、ちょきちょきちょき……影絵ができたぞ~!すげぇだろ!俺はマルタのピカソだ!これをきれいな台紙にいれて…はいっ!10ユーロ!」と売りつけられたりしました。まあ、記念写真だと思いましょう…。

 

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景色は想像以上に美しかったです。一つ一つの舟をみていても、お守りの「目」がついていたり、なぜかシュレックの人形がつるされたりしていたりと、いろいろな発見ができて面白かったです。

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時折休憩などして(夫は本日二回目のアイスを食べて)…。

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16時10分前にタクシードライバーが迎えに来てくれました。ヒルトンマルタまでお願いすると、30ユーロで乗せてくれました。もっと高くなると思ったのに良心的!しかも、チップを渡そうとしたら「チップはいらねーよ!いい旅を!」といって突き返されてしまいました!なんていい人なんでしょう。

ヨーコさんにつき、タクシードライバーにつき、優しい人々に出会えた旅となりました。

なお、私たちは食事をしなかったのですが、2時間は時間が余り過ぎました。マルサシュロックに行く際は、食事をとる・朝市を巡るならば1時間~、景色だけ楽しむのであれば40分程度で十分だと思います。

 

【セントジュリアン&ドルチェヴィータ

19時からディナーの予約があったのですが、時間があまっていたので、だいぶ汗をかいたので一旦シャワーを浴びて、セントジュリアンへお土産を求めて繰り出します。

バス停方面に下っていくと、小さなお土産屋さんやスーパーマーケットがありました。特にスーパーマーケットは面白かったです。不思議な味のジュースをたくさん買いました。野菜などの食品も、日本とは違った売り方をされていて、文化の違いを感じることができました。

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景色なども楽しみました。マルサシュロックとは違った港町の景色でした。

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日本食レストランとかもありました。ちらっと覗いたお寿司屋さんでは、みんなカルフォルニアロールを食べていました。

また一旦ホテルに帰り、着替えて、「ドルチェヴィータ」でディナーです。「ドルチェヴィータ」はドレスコードがスマートカジュアルと決まっているちょっと高価なレストランです。折角のハネムーンということで、ハネムーンのプランに組み込んだのでした。入り口にはロックが掛かっていて、「入りたい!」というサインを出すと店内にいたお姉さんがカギを開けて入れてくれました。そして、お姉さんが「予約した山田さんがきたわ」と上の階の人に電話をし、3階に案内されました。

夕暮れの港が見える、とても美しい席でした。

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お水をいただき、ミニワインをお願いすると、(飲み物はプランに入りません)ニョッキと海鮮の前菜が運ばれてきました。私は海鮮アレルギーの疑いがあり、夫はニョッキをたくさん食べられないということで、夫が海鮮、私がニョッキの担当になりました。

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ニョッキはエビのトマトソースが良く絡まって、とても美味しかったです。次はメイン、私は白身魚のソテー、夫は牛肉のソテーです。

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それらと一緒に小さなお芋を揚げたものと野菜炒めもやってきました。しかしなぜか前菜の時点で二人とも満腹…。その日はこのディナーのために朝食とアイスと飲み物しかとっていなかったのに、完全なる夏バテです。それでも、お味は美味しかったです。お魚も良かったのですが、個人的にはお芋の揚げたものが美味しかったです。シンプルだけど、しっかりコンソメのような風味がきいていました。どうやって味付けるのか気になりました!

デザートはサクサクのパイがたくさんささったさわやかなクリームと、檸檬ヨーグルトシェイクのようなもの!特に檸檬ヨーグルトシェイクが美味しかったです!

食べながら外はゆっくりと日が落ちて、デザートを食べるころにはすっかり夜になっていました。時間の流れ、外の景色、さわやかな潮風など、五感で楽しめた、大満足のディナーでした。

お客さんも、現地の人達にはまだ早い時間だったのか、私たち以外にもう2組しかおらず、静かに、ゆっくりすることができました。

 

帰りも夜景をパシャリと撮り、ホテルに帰って眠りに落ちました。

 

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